滋賀県米原市柏原
登山口地図
--東曲輪に立つ城址標柱--
| 別名 | 長比砦 |
| 交通 | JR東海道本線「柏原駅」から登山口まで徒歩10分。 |
| 築城年代 | 1570年(元亀1) |
| 築城者 | 浅井長政 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 |
| 1570年(元亀1)4月、織田信長は上洛要請を無視する朝倉氏攻略を開始し、越前国金ヶ崎城を攻め落とした。それに対し小谷城主浅井長政は朝倉氏を救う為、同盟を破棄して兵を出し、両者は対立するようになった。この時長政が美濃国との国境防備の為、越前衆の援助を受けて長比城・苅安城(上平寺城)を築城(改修)したといわれる。 しかし城将の堀秀村・樋口直房は信長軍に内応して両城は戦わずして開城し、信長はこの地に着陣した。 長比城は大きく西曲輪と東曲輪から成る別城一郭の構造になっている。西の曲輪は周囲に土塁を設け、東側虎口は食違いになっている。ここから尾根を少し登ると東曲輪で西曲輪より一回り大きく、北側と南側の虎口はこちらも食違い虎口になっており、東(美濃側)を意識した造りとなる。 |
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| 西曲輪竪堀�� | 西曲輪竪堀�� | 西曲輪南西虎口 |
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| 西曲輪 | 西曲輪土塁 | 西曲輪南東虎口 |
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| 東曲輪土塁 | 東曲輪北東虎口 | 東曲輪南虎口 |
「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
2018年3月
